私は結婚してから、旦那さんと上手くいかず何度も離婚危機に陥りましたが何とか持ちこたえ、2020年に家を建てました。
なぜ家を建てたかと言いますと、きっかけは騒音トラブルでした。
当時住んでいたアパートがメゾネットタイプ(玄関を開けたらすぐに階段のタイプ)で、私たちは2階に住んでいました。
その時、1階に住んでみえた方の足音がドスドスとうるさく、旦那様が耐え切れなきくなってしまいました。
引っ越ししたい旦那様と、このアパートが気に入っていて引っ越ししたくない私とで、その時も揉めていました。。。
別のアパートや賃貸の戸建てに引っ越そうといろいろ調べましたが、その時のアパートより築年数が古いのに家賃が高かったり、立地が不便だったりと良いところが見つからず、家を建てたほうがいいのでは?という流れになりました。
私はマイホームを持つことに、昔から憧れがあって家を建てることに前向きでした。
住宅展示場へ行ったり、最近新築した友達の家へお邪魔して話を聞いたり、土地を決めて間取りを決めて設備を決めてとんとん拍子で進んでいきました。
家は買ってはいけなかった・・・
そんな時、両学長のYuotubeを見てが愕然としました。
家は買ってはいけなかった
理由は、
・住宅ローンはなぜか認められているけど、普通の借金である。
・多額の住宅ローンを長期間組むことにリスクがある
(30年後、建物が劣化して資産価値が落ち続けるのに返済額は変わらない)
・自分の人生の時間を消費して買っている
・将来、子供がいじめられても引っ越ししにくい
・将来、転職する際に通勤エリアが限られる
・固定資産税、修繕費用が結構かかる
などなど
マイホーム購入は非常に大きな支出のため、人生に与える影響が大きいということに気づかされました。
さらに、毎月ローンの金額を払えるか心配になってきました。
今の収入と支出を出してちゃんと計算したはずでしたが、この先リストラされるかもしれない、働けなくなるかもしれない、子どもが生まれたら時短勤務になる、などたくさんの不安が出てきて、夜も眠れずごはんも喉を通らないくらいに精神的に追い詰められました。
キャンセルを考えましたが、その時すでに基礎工事が始まっておりキャンセルするにも多額のお金がかかりそうでした。
将来、お金に困りたくないし、あわよくばサイドFIREとかしたかったのに一番大きな固定費の住宅費用がこれでは無理だと思いました。
結局、家を建てた
不安なまま工事は進み、設備など減額できるところは減額して家が完成しました。
あれから2年、、、
今では家を建ててよかったと満足しています。
良かった点は、
・間取りを自分たちの好きなように決められたところ
・実家やアパートよりも高気密高断熱で夏は涼しく冬はあったかくて快適
・オール電化でガス代がなくなり、光熱費がかなり安くなった
・家に愛着がわいた
・内装を自分好みにできた
・太陽光発電のリースが終わる10年後には売電収入が入る
不安だった住宅ローンの返済もなんとかできておりこの感じなら大丈夫かなと思っています。
この先何があるかわかりませんが・・・
引っ越ししたくてもできないという点は、旦那さんの実家の近くに住みたくて、今回近くに建てたのでもうここから動かないという覚悟でいこうと思います。
今回は大きな贅沢をしてしまったと割り切ろうと思います。
これから家を建てようかと考えている人は、もう一度立ち止まって考えてみてください。
条件が合えば、中古住宅もありじゃないか。
一生、賃貸のほうが身軽でいいんじゃないか。
ローコスト住宅でも快適に住めるのでなるべく安く建てるとか。
本当に家を建ててよかったのか、あと何十年も先にしかわからないと思います。
数十年後、後悔していませんように・・・
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